トントントン トントン ザッ
キッチンからリズムの良い音がする
時刻は18時をまわっており、そろそろ夕御飯の時間
今日の当番は臣で、スパイス好きの千景からリクエストがあり、ガパオライスを作っている
臣は太一の声にきずかず、料理をしている
太一は臣の背中に近ずき、
ムギュぅぅぅ!
太一は臣にバックハグ(自覚無し)をしている
臣の言葉に太一が素早く返す
臣はそう言うと、スプーンに少しだけすくって太一の口もとに近ずけた
パクっ
太一は臣からもらったスプーンを口に運んだ
太一が笑顔を浮かべながらそういった
太一の言葉と共に、臣の顔も穏やかになった(元から穏やか)
太一の急な話題転換に臣は頭に?をうかべていた
太一のお誘いに臣は驚き少し目が見開いている
臣の返事に嬉しそうにする太一
そんな会話をしていると…
万里が腹をおさえて顔を覗かせた
後ろには十座もいる
太一がみんなを呼びに行った
臣は、胸の鼓動が以前より早くなっていることに気づき自分の胸に手を押し当てる
臣は前から太一の事が好きだった
でもこの気持ちを隠していた
臣は自分の気持ちを隠し通す気でいた
万里が見ていることに気づかず、臣は頬をほんのり赤らめていた