しゅんside
"ちょい俺の家集合"
編集の作業が丁度終わってミルクティーを飲みながらゆっくりしていると、そうジュキヤからLINEが入った。
めずらし、
いつもなら面倒くさがって家に呼んだりしないのに。
"了解"とだけ返信をして、ジュキヤの家へ向かった。
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『ジュキヤ?』
「うるさい、」
『いや近いからw』
なんだこの状況、。
ジュキヤは俺が部屋に入るなり地べたに座った俺をぎゅーっと音がしそうなほど後ろから抱きしめてきた。
「これくらい我慢しろや。」
『いやなに?w ほんとw』
「今俺怒ってるから。」
『何に怒ってんの?w』
「テオくんとゲームしやがって。クソ」
うーん笑。それはじゅっくんあれだよ
『嫉妬してんの?』
「は!?// 違うし!ばーかばーか!」
俺が指摘すれば顔を赤くして俺から離れるじゅっくん。
いや、あのね。一応恋人なんでそんなことされたら可愛いって思っちゃうじゃん?
『違くないじゃん笑』
「しらんしそんなん。じゃあなんですか?君は人の心読めるんですか?『ちょt
読めませんよねー」
『ふっw』
かわいいなおい。
「なに。きもいこっち見んなほんと俺の事好きすぎるね笑....それともなに、えっちする?(ドヤ)」
いや、言ってやった感要らんから。w
いやでもさ。
『やらない以外選択肢ないよね?笑』
そっとじゅっくんの手を引いて寝室へ入った。
✎あひるの娘
✎嫉妬のおまけ↻しゅんジュキ
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。