第44話

とある昼下がり
2,619
2019/07/18 13:50

🐴

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テ「じんたーん」



ある日の昼


リビングでしばらくパソコンに集中していて、じんたんの姿が見えないことに気付いて
スカイハウスの中を探している。



テ「んー、どこいった?」



はやく抱きしめたいのになあ。


編集で疲れた体には
じんたんを抱きしめることが一番の癒しだ。



テ「じんたーーん」


名前を呼びながらじんたんの部屋や洗面台に行ってみたけど見当たらなくて

最後にと俺の部屋に行く。



すると


俺のベッドに入り込んで
小さく丸まってすやすやと寝息を立てている可愛いうさぎが目に入った



...ん゛ん゛!!!

かわいいなぁおい!!!




寝顔を除くと
あまりにも可愛くて
すぐさま携帯で写真を撮る。


テ「...かわいい、じんたん」


髪に触れると
眠りが浅かったのか
「んん?」と小さく声を出して
うっすら目を開けた。



じ「...ぁれ?...ておくん」



目を擦りながら俺を見て
ふにゃっと微笑む


控えめに言って天使かと思った。


テ「じんたん、おはよ」

その顔を見て思わず笑顔になって

寝起きの彼にキスをした。


じ「...へへ、おはよー」


テ「もー、じんたんは可愛いなあ。もうちょい寝とく?」


じ「んー...ておくん一緒に寝ようよ」


もぞもぞと布団の中から伸びた手にTシャツの裾を掴まれて

心があったかくなるのを感じながら
仕方ないなあって
じんたんの隣に入った。



じ「ておくん...すきだよ、」


まだ少し夢見心地なじんたんがそう言って笑ってくれるから
俺は世界で一番幸せ者だなって思えるんだよ



テ「俺も好きだよ、大好き」



ぎゅっと抱きしめる

疲れた体が癒えていく。








ある日の昼下がり

ふたりのお昼寝










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