第43話

ファンサ2
2,589
2019/07/07 16:15

🐰

________









女の子に囲まれて、
一生懸命自撮りに写りながらも
テオくんをつい気にしてしまう。




...近すぎ!
え!なにあの子腕組んでんの!?

もーーー...

ファンサだから仕方ないけど、仕方ないけど!!

.....俺のテオくんなのに、腕組んでいいのも俺だけなのに!




仕方ない状況でも
ついついヤキモチを妬いてしまう自分が嫌になる。


女の子だよ!?
そんなくっついたら胸とか当たるじゃん!


...いつもテオくんが じんたんじんたんって
たくさん嫉妬を言葉にしてくれて
たくさん抱きしめてくれるけど

俺だって
きっとテオくんよりヤキモチ妬いてる。

テオくんみたいに
素直に上手に言葉に出来ないだけで


あんなにかっこいいテオくんに 俺以外の誰にも触れてほしくない。




__もやもやしながらも、無事に騒ぎになることもなく写真を撮って、たくさんお礼を言ってくれる女の子達と別れ 帰宅した。






......__たまには、
素直になってみようかな....







玄関に入ってすぐに

靴を脱ぐのも待たないでテオくんに後ろから抱きついた。





テ「わっ、え、じんたん!?」

じ「......むね、あたってた...」


テオくんの背中に
頭をぐりぐりと押し付ける


テ「むね?...あ、さっきのJKね...」


くるっとこっちを向いて
ぎゅっと抱きしめられた


テ「ふふ、やきもち?」


にやにやと俺を見下ろすテオくん。



....ぅぅ、素直の心もう折れそう...




じ「...ぅ、ん。...やきもち やきました。」



テオくんの胸に
そのまま頭を預けて
小さく呟いた。




テ「~~っ!!

もーー!じんたん!かわいい、かわいすぎ!」




何度も何度も顔にキスをされる



じ「ゎ、テオくん、ちょ、」


テ「胸でもなんでも、俺はじんたんにしか興味ないよ」


柔らかい笑顔で
大きくてあったかい手で俺の顔を包み込んだ



テ「どんなに可愛い子でも、巨乳でも、俺が好きなショートカットでも、じんたんより魅力的な子存在しねぇと思うわ」



ちょっと笑って
またキスされた



柔らかくて


甘くて



優しい優しいキス。






じ「......もいっかい。ちゅー。」






嬉しくて

なんだか胸がいっぱいで

そんなことを口走る。




テ「!...じんたん、それは煽ってる」













その日はたくさん愛されて


俺が不安になる隙をどんどん無くすテオくんに

ときめきっぱなしの夜でした。










テ「じんたんも、ファンサは程々にね。」









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