ジミンs i d e
僕は宿舎のドアを開けて中へ入る。
もう病院は1週間前に退院して今はジョングクを探すのを頑張っている。
…ジョングガがいなくなってからもう、どれくらいだっけ?
グループ内もめちゃくちゃだし、探す手当もない。
…でも、1つ、今日作戦を試す。
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…そう、僕のまずやらないといけないことは、
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…テヒョナから、嫌われること。
…ほんとは1番したくなかった。
…でもそうじゃないと、誰も救われない。
それに、僕が言ったら、1番テヒョナにダメージがかかるから。
辛いけど、今だけだ。
すぐに、元に戻れる。
そう信じて。
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これからすることはテヒョナに電話をすること。
…でもテヒョナはそれにでちゃいけない。
そこが勝負だ。
…そのGPSでテヒョナがどこに行くか把握する。
まぁ、テヒョナがジョングガの家に行かなかったら全く関係ないんだけど。
…僕はさっき嫌われたから電話にはでてくれないはずだけど、、。
ドキドキしながら僕は電話をかけた。
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Prrrrrrrrrr........prrrrrrrrrrrr......
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あ、そう言われる前に切られてる。
…なんて単純な簡単な作戦なんだㅋ
パソコンのマップを開き、テヒョナのGPSを探し出す。
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そこは僕とテヒョナが”秘密基地として呼んでいた、空き家のマンションだった。
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。