第54話

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2019/02/21 20:55
テヒョンs i d e









……。







今ある道を歩いてる。









ここは僕の好きな場所。









ジミナが教えてくれた。









いいところだって。





























armyは僕が罪を犯してることを知らない。









世間も。









犯罪者を好きになってくれてるなんて、本当に優しいのか、、、。。?











あぁ、もうダメじゃないか。こんなこと考えちゃ。


































テヒョン
テヒョン
……ジミナッ









目の前にジミナがいた。








ジミン
ジミン
……テヒョナならここにいると思った











テヒョン
テヒョン
…分かったんだ









退院したのか。








ジミン
ジミン
……テヒョナならここにいると思ったから
ねぇ、少し話そ?









近くのベンチに座って話すことになった。








ジミン
ジミン
ねぇ、単刀直入に聞くけど、なんでこんなことするの?











テヒョン
テヒョン
……言わなきゃだめなの?












ジミン
ジミン
そりゃね。ジョングクだって僕達の大切な弟なんだから。









やっぱり。ジョングクなのか。








テヒョン
テヒョン
…嫌いだから。嫌いなんだもん。それだけ。他に何か必要?









ジミナは驚いて、細い目が開いていた。






ジミン
ジミン
お前……わかってんのかっっ!?


人が1人…いないんだぞ!?お前のせいで!!


そんな理由で……お前1人のせいで…


ヒョン達もarmy達もめっちゃ心配してるんだぞ!








あぁ、やっぱりジミナも僕のことなんかなにも思ってないんだ。







…あいつのせいで。






テヒョン
テヒョン
…うるさい。


僕は…僕は嫌いなんだよ!あいつが!


見てるだけで腹が立ってくる…。


あいつを…ぐちゃぐちゃにしてやりたかったんだよ…。












ジミン
ジミン
だからってやっていいこととやってはいけないことあるだろ!?


…なぁお前どうしちゃったんだ?


今まで普通にジョングガと仲よかったじゃないか。



…悪いけど、今のお前、好きになれない。








…僕は悲しかった。





ただ、その一言が。



好きじゃない、、。






テヒョン
テヒョン
…もとから俺のことなんか…好きじゃなかっただろ…







僕は小さい声でそういうと踵を返し、歩き始めた。







ジミン
ジミン
おいちょっとまってよ!







ジミナの声は無視して。



































行く場所は決まってる。








ストレス発散しに行くんだ


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