第53話

53、
1,535
2020/11/20 15:41
…玄樹side…
あなたはお友達が欲しいらしい。

お兄ちゃん6人もいるんだからいらないよね?


あなたにお友達が出来ないまま夏休みに入りました

お昼頃、まだあなたは2階でぐっすり寝てて

俺ら6人はリビングでひそひそと会議を始めた
勇太
勇太
じゃあただいまより、あなたのお友達について話し合いたいと思います、なにか意見がある方は挙手を
優太
優太
はい!
海人
海人
はいはい!!
紫耀
紫耀
( •̀ᴗ•́ )/
玄樹
玄樹
はーい
勇太
勇太
じゃあおじぃから
優太
優太
はい、えっと、、いいと思います
勇太
勇太
え、どういうこと笑
廉
友達出来ることがええってこと?
優太
優太
まぁそうっすね、あなたの人生だし、もう高校生だし、俺らがあれこれ口出しする年齢じゃないし
勇太
勇太
なるほど、この意見に対して賛成の方は静かに挙手!
海人
海人
俺もいいと思う!!
勇太
勇太
俺もいいと思うけど、
俺と海人だけ?
紫耀
紫耀
いや、だってさぁ、
勇太
勇太
ちょ、待って、まだ聞いてないから
紫耀
紫耀
あ、はい笑
海人
海人
俺はあなたの味方でいたいし、全力で応援して力を貸してあげたい!
勇太
勇太
そうだよね、俺も同感。
紫耀は?
紫耀
紫耀
もういい?
勇太
勇太
うん、ごめん笑
紫耀
紫耀
えっとねぇ、俺もあなたの味方でいたいし力を貸してあげたいって言うとこまでは一緒なんだけど、
紫耀
紫耀
すぐには無理なのかなって思ってて、俺も俺なりにサポートするけど、もしあなたに何かあったらってことを考えると目が離せないというか…笑
玄樹
玄樹
そうなんだよねぇ
勇太
勇太
玄樹も一緒?
玄樹
玄樹
うん、何かあったらのことも踏まえてだよね。
俺たちがあなたの恋を奪ったことには変わりないから、せめて友達くらいは与えたいかなって
優太
優太
そっか、そうだよね
紫耀
紫耀
でももちろん女の子の友達限定だかんね!?
海人
海人
それは俺も笑
勇太
勇太
うん笑
優太
優太
廉は?反対してんの?
廉
あぁ〜…
海人
海人
まぁ廉にはどうでもいい事だよね笑
廉
俺はガチで反対する
海人
海人
あ、束縛タイプだ
廉
友達なんかいらへん、俺らがおるし、もうあなたが辛い思いして泣いてんの見たないし。
勇太
勇太
そうだよね、あなたの笑顔が1番だよね

という感じで着々と話し合いは進んでおります笑


その時、階段から足音が聞こえた

もしかしたらあなた起きちゃったのかもしれない、よ?

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