…廉side…
眩しい光で目が覚めたら
俺のお腹にがっちりとあなたが抱きついてた
そして周りにはみんないた。
起き上がろうにも無理やった。
珍しくおじぃもすやすや寝てて、
久しぶりに見たな、おじぃの寝顔
パッと時計を見たらなんとお昼の12時。。
ごめん、起こしたかも
でもこんな時間になってもうたら
遊園地行けへんやん
とか言うてるけど
全然起きる気配なし。
こっちも起きひん。
まぁええか、たまにはぐうたらする日もあって。
眠りについて、次にパッと目が覚めたのは
午後2時半で。
誰かの話し声が聞こえる
何してんのかとそっと見てみたら
海人があなたの手首を掴んでた
ゲームやってあげるくらいできるはずなのに
どうしたんやろ
海人は手を離してどこかへ消えた
無言で俺に抱きついてきた
あなた、甘々モードです。
甘えたさんになんのめちゃめちゃ可愛ええやん。
何があったんか知らんけど、とりあえず抱きしめよう
可愛すぎるから。
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。