…あなたside…
部活を決めて、サッカー部のマネージャーに入ることが出来ました笑
そう言って廉兄は友達とどっか行ってしまった
マネージャーとかやった事ないから何したらいいのかわかんない
とりあえずベンチ座ってよ
廉兄が楽しそうにサッカーしてる。
あんな笑えるんだ
しばらくすると顧問の先生がきて、
マネージャーの仕事を与えてくれました
休憩に入るとサッカー部の人がベンチに集まってくる
知らない男の人にタオルくれる?なんて話しかけられる
慌ててタオルを準備してると、キミ可愛いねって手首を掴まれた
廉兄が言ってたこと、そういうことかって今わかった
どうしたらいいのか頭の中は真っ白。
慌てふためくことしか出来なかった
そんな時、男の人の手首を誰かが掴んだ
どうやらその人は3年でサッカー部のキャプテン的な感じの人だったらしく
すごい廉兄に怒ってる
3年の機嫌は直らないまま、お前サッカー部から引退しろって言われてしまった、
私のせいでサッカー部引退になっちゃった、
あんなに楽しそうにサッカーしてたのに、
廉兄は荷物を肩にかけ、私の手を握った
そしてどこかへ連れてかれる
ついたのは体育館。
体育館の外で廉兄は腰を下ろした
そう言って廉兄は体育館の中を覗いた
廉兄は頼もしいな、笑
廉兄の横顔を見つめていると、
学校のチャイムが鳴り響いた
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。