…あなたside…
そっと廉兄の部屋のドアを開けた
反省で頭いっぱいでノックすること忘れてた
廉兄の部屋に入りドアを閉め、ゲームをしている廉兄の方を向いて隣に座った
恥ずかしそうに言う廉兄はゲームに集中して、私の目を1度も見てくれない
いつも褒めてくれない廉兄がそんなこと言うなんて、、嬉しくなって
廉兄を横からぎゅっと抱きしめた
ちょっと怒ってるけど、でも今はそんなこと気にしてない笑
ストレートに正直に…
嘘はつかないのが廉兄なのだ
断り続けられても、私は何度もアタックする
ゲーム中に独り言を話すのは当然で、
甘えればちゃんと相手してくれる
あんまり怒らしちゃうと一緒に寝てくれなくなるからね、笑
返事が早かった、笑
1階に降りれば、かい兄が一緒にお風呂入ってくれた
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。