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第60話

60、
…紫耀side…

遅い。









遅すぎる。


紫耀
紫耀
遅いっ!

お食事処に来た俺たち6人。


忘れ物を取りに行ったあなたをただただ待つことしか出来ない。




でもおそいんだ。

部屋までそれほど遠くないのに。


海人
海人
んー、美味しぃ…
紫耀
紫耀
よく食えるよね!あなた心配じゃないの!?
海人
海人
あなたのこと信じてるから俺は。
勇太
勇太
そうだよなぁ…遠くないし…
優太
優太
俺見てこようか?
廉
いや、俺が行く

そう言って廉は立ち上がった
紫耀
紫耀
待てよ、俺も行く!
廉
そんな要らんやろ
紫耀
紫耀
俺が行く!
海人
海人
そんなことしてるうちにあなた戻ってくるんじゃない?
紫耀
紫耀
戻ってこないから心配してんだよ!
玄樹
玄樹
確かに、さっきから同じことばっかりやってるよね
廉
俺見てくる…

廉が小走りで探しに行った後を


俺は追った


廉
…なんでついてくんねん
紫耀
紫耀
なんで頼ってくれねぇんだよ!
廉
は?
紫耀
紫耀
こういう時くらい…素直になればいいじゃないの?
廉
紫耀に俺の気持ちなんかわかんねぇよ







俺らは梅の花と書いてある部屋に駆け込んだ

廉
あなたっ!
紫耀
紫耀
あなたいるなら返事して!
部屋の中には姿はなかった
廉
あなたのスマホある…
紫耀
紫耀
てことはまだ部屋に来てないってこと!?
廉
どっかで迷子になってんのかな
紫耀
紫耀
よし、こうなったら二手に別れて探そ!
廉
じゃあ俺、お食事処の方探してくるわ
紫耀
紫耀
わかった!
俺、温泉の方見てくる!



あなたどこ〜…。


今頃、暗闇の中でヒソヒソ泣いてるのかもしれない。

怖くて震えてるのかもしれない。

そう考えたら余計に会いたくて。


俺は走るスピードを上げた