第26話
26、
…優太side…
キッチンでしゃがみこんで泣きわめいてるあなた。
勇太が心配で熱測ろうとしたら
キッチンで事件起きてました
泣きわめいてる時、だいたい俺がいないと泣き止まないんだよなぁ笑
一斉にみんなが心配する。1人を取り除いて笑
俺は落ちてるご飯を拾って、
あなたの足を保冷剤で冷やしてあげた
そんな大火傷じゃないから良かったけど、
まだあなたにはやっぱ早いよな笑
あなたはゆっくりと俺の膝に座った
そう言って俺のお腹に抱きついた
紫耀は抱き枕代わりにあなたを抱きしめて寝るから
それがキツくて嫌なんだとか…
図星だそうです。
誰と一緒に寝たいかはあなた次第なので
兄たちは何も言いません
こんな駄々こねるの
久しぶりだ、なんか嬉しい
高校生だとしても末っ子だから、
甘えたさんなんだよね
紫耀はどうしてもあなたに近づきたいのか
お菓子を手に取りだした
ずっと俺のお腹に顔をうずめて
多分これ寝ちゃうパターンだ
背中をあなたに向けると、
勢いよく飛び込んできた
あなたが寝ちゃう前に早くお風呂入れないと、、