…勇太side…
お店で笑顔で働いて、
ふとした時には顔が怖いな、笑
両手で頬を叩いて、気合を入れる
熱も完璧に下がって、今は笑顔になれる
あなたのいるテーブルへ足を踏み入れる
あなたの大好きな "ふわとろオムライス" が
当店のオススメ。
だけど嘘ついちゃった、
嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ!!!!
告白!?あなたがあの男に!?
普通告白って男からでしょ!
あなた焦んなくてもいいのに
紫耀と玄樹がキッチンへ入ってきた
ふとあなたの方をチラッと見てみると
あなたが頭を下げていた
俺ら3人でできるだけ近くに行って
話を盗み聞きした
よろしくねって何、
おじぃが両手に料理を乗せて来た
おじぃは再びキッチンへ戻って行った
攻めるなら今のうちだよね
編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!