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第6話

お姉さん
お姉さん
、、、分かった





そう言って、お姉さんはゆっくりと話し始めた
あの日、仕事でミスをして落ち込んでいたお姉さんはいつもより多めにお酒を飲んでまあまあ酔っ払ってた
酔いを覚ますために一駅前で降りて、帰り道の途中に俺が座り込んでて
うちに来る?
なんて言っていたらしい

俺
つまり、酔った勢いってやつ?
お姉さん
お姉さん
、、、そういうことになるね
俺
じゃあなんで、、
俺
なんで今日まで俺をここに置いてくれたの?
お姉さん
お姉さん
なんでって
お姉さん
お姉さん
君のこと、好きになっちゃったから




思考が停止する。
俺
え、っとそれは
お姉さん
お姉さん
恋愛感情でって意味


でも君まだ未成年だし、ご両親のところに戻っちゃうかもしれないと思って本当は言わないつもりだったんだ、、、

と、聞こえるか聞こえないかくらいの声で呟いたお姉さんは寂しそうな顔をしてるように見えた
俺
お、俺もっ!
何か言わなきゃ


そう思ってとっさに言葉が出た
お姉さんは一瞬目を見開いて、じっと俺を見てる
俺
俺っ、お姉さんのことが好きだし、その、ずっと一緒にいれたらって、思ってる、、、
お姉さん
お姉さん
じゃあさ、ここじゃないどこか遠くに行こう。私とダイキくんで
初めからそう言うつもりだったかのように微笑んだお姉さんはとても綺麗で。

俺
その前にひとつ教えて
お姉さん
お姉さん
なに?
俺
お姉さんの名前
お姉さん
お姉さん
あ、そっか言ってなかったね
お姉さん
お姉さん
えっとね、あなたっていうんだ
俺
あなた、、あなたさん、か
愛しい人の名前を声に出すだけでこんなにも暖かい気持ちになるなんて知らなかった
この人となら、どこへでも行ける
俺
行こっか、あなたさんが望む所ならどこまでも
俺がそう言うと、




お姉さん
お姉さん
なら、家出じゃなくて駆け落ちだね




少し意地悪く微笑んでそう返したお姉さんを見て、俺はすっかり彼女の罠に嵌ってしまったことに気がついたのであった