.
弟達は全員あんな感じだけれど
これから宜しくねコウジュ
うん!
貴方は無理に弟たちと
話したりとか気を使ったりとかは
しなくていいのよ
…………うん
えーと、ここが私の部屋
そして確か反対方向の遠い部屋が
あなたの部屋なのよね
え……!
この城、広くて余ってる部屋が多いのよ
だから何故か
部屋を遠くしてるの
あなたの部屋から1番近いのは…
イチジの部屋かもしれないわね
…??
あー……えぇっと
赤色の髪の人よ
分かった!
私の部屋にくる?
うん!
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
紅茶ありがとう!
……ねぇねぇレイジュ姉さん
どうしたの?
察してるかもしれないけれど
私も、父上の前では
感情がまるでないかのように
振舞っているじゃない?
でもイチジ兄様とニジ兄様ヨンジ兄様は
元から…感情の一部はない
母上の最後の抵抗も効かずに……
犠牲なんてまるでしらないような人に
なってしまった
……えぇそうね
でもね…!
私!ここに来たら1番に
やりたいことがあるの!
?
私は……
母上の最後に立ち会えなかったけれど
母上は少なくとも
私達が仲良くいることを
願ってると思うの……
だから…!私
兄様達と仲良くなりたいって
思ってるんだ!
"情""恐怖"とかはないかもしれないけれど
兄弟を思う気持ちとかは…
最初から作れるかなって……あはは
無理かもしれないけれど
母上の願いだと思って
頑張りたいなって思っただけだけど
いい考えだと…思う?
…ふふ、いい考えなんじゃないかしら?
私には無理だけれど
レイジュ姉さんはもう充分
仲がいいと思う!
全然そんな事はないと思うけれど…
ふふ、まぁいいわ
さっきはあなたの考えも知らずに
ごめんなさいね
頑張って
うん!
(さっき私が話さなくてもいいって
言ってしまったから気を
使わせてしまったのかしら…)
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主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。