ん…?
目覚めた?!
生きてたって事?!
やった!!!!!
って事はここ病院か!
いや、でも病院にしては豪華すぎないか?
ま、いっか!
優太!
優太どこ?!
あなた『ううあ!』
…は?
思ったどうりに話せないんだけど?!
あなた『 ううあ!ううあ! 』
?「 これだから女は嫌なんだ。」
?「 女なんか生まれなくていい 」
後から知ったけど、この人は親らしい。
父親。
名前は…
なんだっけ…
あ、そうだ!
櫻井 陸!
この人顔は良いのになぁ…
翔「 こいつか!俺の妹! 」
え、ちょま、櫻井君?!
でも櫻井君がこいつとか言うわけない!うん!
気のせい気のせい!
守「 翔、女に可愛いなんてやめろ。」
守「 女はすぐ調子乗るから 」
はぁ?!
なんなんこいつ?!
翔「 あ、そっか!ごめんなさい兄さん! 」
いやそこ言う事聞かなくていいの!
私が転生してきたこの国は、女の人の事を子供を産ませる道具としか思ってないらしい。
なんなのこの国?!
よし、私がこの国を変えてやる。
最高の国に。
編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!