ゆいのside
いつも通りふーまとしょうりを保育園に預けて、家の仕事をしてたらお昼頃に1本の電話が入った。
表示:○○保育園
えっ保育園から?!
:あっしょーりくんのお母さんですか?
:しょーりくん熱でちゃって泣いちゃってるんです。お迎えってすぐにこれますか?
急いで保育園に向かって到着すると部屋を案内された
:しょーりくんーママ来たよー
:熱38.7°あって、ちょっと高いと思うんで病院行った方がいいかもしれないです。
:分かりました
しょーりを抱いて車に乗った。隣に座らせるけど、泣き続けてる
母親として泣かせておくのは辛い。今すぐ抱っこしてあげたいけど、病院につくまではできない。
病院について受付に向かうと、保育園から連絡を入れといてくれた感じですぐに検査をしてくれた。
今は待合室で待ってる。しょーりは抱っこしたまま眠ってる
するとLINEが入った
返信をして、数分後診察室に呼ばれた。
重症じゃないけど、急に熱が上がったから無理させないでほしいと言われた。
家に帰ってくると、玄関にふーまがダッシュで来た
しょーりを健人に渡そうとすると
まじか笑笑同時に笑笑
しょーりをかかえると布団まで連れていった
腕の中で眠りそうになってる
その後薬を飲ませて、すぐ寝てくれた。
それから2日後しょーりはすっかり元気になって保育園に行ってます。
編集部コメント
引きこもりのおじさんと真面目な女子高生という組み合わせがユニーク。コンテストテーマである「タイムカプセル」が、世代の違う二人をつなぎ、物語を進めるアイテムとして存在感を発揮しています。<br />登場人物が自分の過去と向き合い、未来に向かって成長していく過程が丁寧な構成で描かれていました。