阿部「俺、ちゃんとあなたにホントのことを言うよ。」
照「俺ら居ない方がいい?」
阿部「居てくれ、多分信じないと思うから。」
佐久間「分かった、」
阿部「あなた話があるんだけど。」
あなた「なに?」
阿部「驚かないでよ?俺とあなたは血が繋がってないんだ。」
あなた「…え?」
あなたside
なに?血が繋がってないって
彼氏と別れろって言ってきたかとおもってたら
今度は血が繋がってないってなに?
意味わかんない。
あなた「意味わかんない。彼氏と別れろって言ってきたと思ったら次は血が繋がってない?色々が唐突すぎ意味わかんないから。」
阿部side
あなたの言葉に対して何も返せない。
事実だし、俺も俺であの時はおかしかったし…
あなたはもう高校生だから、しっかり受け止められるはずだから。
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。