無料スマホ夢小説ならプリ小説 byGMO

2
2021/09/17

第3話

✱2話
目覚ましの音で意識が戻る
「…………」
嗚呼憂鬱だ
学校は行く価値が有るのだろうか?
そんな自問自答を繰り返しながら支度をする
不登校気味だった私を心配する母の姿を見るのはもう嫌だ
でも………
行ったら何を言われるか
ゆったりとした足取りで階段を降りる
「おはよう…」
母は少し驚いたような顔をした
「おはよう、今日は学校に行くの?」
「うん」
心配した様子で母は言う
「もう大丈夫なの?」
……正直な話、大丈夫じゃない
此処で本音を口にすれば解放されるのだろうか
言ってしまおうか
「……………大丈夫」
言える訳ない
「そう…」
無言で朝食を頬張る
「……ご馳走様でした…」
久々に食べた、料理下手の母の手料理はやっぱり凄く不味かった
でも、幸せだった
「行ってきます」
「行ってらっしゃい」
にこりと微笑む母を尻目に
私は学校への道を進み始めた