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第5話

鍵と暗号
小さくなったナインがその手に鍵を握り締め、通気口から帰還したのは、数分後の事だった。
ナイン
よっと…取ってきたわよ。
レイ
うわっ!?
ナイン
どうしたの?
あなた、そんな声出せたのね。
レイ
どうしたの?じゃねえよ。
…いきなり俺のすぐ目の前で大きくなるな。
あの小さな通気口の中に入れるほどの大きさから、何の予告もなく人並みのサイズに。それも目の前で人が出現したら、なかなか心臓に悪い。
まあ俺に限り、寿命が縮むことはないが。
レイ
それじゃ、この鍵をもって、向こうの扉に…
ナイン
むぅ…
ナイン
ちょっとはこの功労者を労って欲しいかな〜。
ナイン
私だって何の代償もなしに能力が使えるんじゃないんだからね。
レイ
あぁ、ご苦労だった。
レイ
OK。じゃ、あっちの扉に…
案外楽にいけるんだなぁとどこか安堵しながらも、自分の出番はなかったな、と残念に思う俺の心をひっぱたき、扉の方へ。
扉の鍵穴を確認し、ナインが手に入れた鍵を挿入する。
しかし、
レイ
あれ?引っ掛からない…。
ナイン
何が?
レイ
「鍵が」に決まってるだろ。
レイ
手応えが全くないんだよ…。
レイ
この鍵じゃないって事か?
ナイン
えー…そんなぁ…。
情報を確認するため、扉から離れ、タブレットに表示されている暗号を読み直す。
ナイン
読んで?
レイ
いや、俺はもう嫌だ。
ナイン
じゃあ私が。
ナイン
『まずは小人の秘密基地
キラキラ光る宝物
秘密の水辺のチケットを
隠したどこか探してね』
レイ
『秘密の水辺のチケット』…。
その時、俺は"在る可能性"に気づく。
レイ
…『宝物』と『チケット』は別物ってことか?

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猫好きみっきーまうす
猫好きみっきーまうす
猫好きです。はい。 有名人などを使った小説は書きません。って言うか書きたくないです。 更新遅めかも(๑´•ω • `๑) もらうと嬉しい通知ランキングゥ〜! 1位 コメント💬 2位 フォロー、お気に入り 、いいね、作品更新←(同率2位多っ) 尊敬してる人 長月達平さん(鼠色猫さん) Re:ゼロから始める異世界生活の原作者の方です! 「リゼロ 小説」で検索してみ?ホント凄いんだよ猫さん。 小説書きたい人は絶対見た方がいいと思う! (私の小説は結構な割合で影響されてる。) いいねやお気に入りなど1つでもしてくれた人には、「(*ฅ´˘ `ฅ*)わぁー小説読んでくれたんだぁ…ありがとー!」ってなってフォローしに飛んでいきます。重いとか思わないで! ちなみに、カバー画像はGUMIちゃん、アイコンは初音ミク、日記の表紙はリンちゃんですw 名前長いから気軽に猫って呼んでね! リア友↓ 陽炎 **海月** 海(あおい)@坂田家 瑠衣☆*゜ からすまる 青春 専用タグ #猫ねずみ
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