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第7話

チケット
ナイン
どういう事?
レイ
…俺たちは今まで、"宝物"と"チケット"を同じ物だと考えていただろ?
レイ
でも、本当はチケットは別にあったんだ。
チケットは普通、紙などでできている。紙が"キラキラ光る"ことはまず無いため、俺は鍵とチケットは別にあると考えた。
それに、『まずは』とある。恐らく、暗号を解かなければならないのはこの1つだけではないのだろう。
とすると、すぐに出口の扉の鍵穴に鍵が噛み合わなかったのも納得がいく。
レイ
ナイン、通気口の中に"チケット"らしいものはなかったか?
ナイン
…わたしが見たのは鍵だけだったけど…。
レイ
この暗号には、場所を示す言葉はひとつしかない。
レイ
だからきっと、さっきの通気口の中にあったんだ。
もしかすると、一緒に置いてあるなんて易しいことではないのかもしれない。
ナイン
じゃあ、もう一度見に行こうか?
レイ
そうだな。よろしく頼む。
俺はこの件に関しては、何もナインの手助けをすることが出来ない。
その事に歯痒さを感じながら、ナインの成功を祈るだけだ。
通気口の前に戻り、ナインがサングラスをかけると、先程と同じように身体が縮小し、すぐに見えなくなった。
レイ
俺の見立てがあっていればいいが…
**************************
side:N
サングラスをかけ、頭の中で変化する大きさを強くイメージする。

すると、すぐにいつもの感覚が訪れる。

目を開ければ、さっきまで見ていた景色と全く違う世界が瞳に飛び込んできた。
ナイン
よし…出来た…
この小さな身体では、通常では一歩で詰められる距離が、十数歩になってしまう。

ここで時間をかけてはいられないので、小走りで通気口へと向かう。
奥に進むにつれ、闇が深くなってきた。サングラスをかけているため、尚更そう感じるのだろう。
ナイン
…そうだ。"チケット"探さないと…。
僅かな光を利用して目を凝らし、それらしきものを探す。
ナイン
…あっ、単に床に落ちているだけじゃないのかも。私がさっき、見つけられなかったんだから。
そう思い、両脇の壁や天井にも注意を向ける。
すると…
ナイン
あれ?何かがある…?
少し先の天井に、紙のようなものが貼ってあるのを見つけた。
またも小走りで向かい、それを切れないように剥がす。
ナイン
たぶん、これでいいよね…。
暗闇で、紙に何が書いてあるのかは分からないが、外に戻ったらレイと確認しよう。
"チケット"を握り締め、私は出口へと走った。

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猫好きみっきーまうす
猫好きみっきーまうす
どうも。猫好きのみっきーまうす、略して猫好きみっきーまうすです。(全然略してない…) 小説とポエムをゆるゆる書いてます。楽しいですぜ皆さん。 有名人などを使った小説は書きません。って言うか書きたくないです。 いいねやお気に入りなど1つでもしてくれた人には、「(*ฅ´˘ `ฅ*)わぁー小説読んでくれたんだぁ…ありがとー!」ってなってフォローしに飛んでいきます。重いとか思わないで! ちなみに、カバー画像はGUMIちゃん、アイコンは初音ミク、日記の表紙はリンちゃんですw 名前長いから気軽に猫って呼んでね! リア友↓ 陽炎 **海月** 海(あおい)@坂田家 瑠衣☆*゜ からすまる 青春 専用タグ #猫ねずみ こんな感じでどうぞよろしゅう( • ω•́ )✧
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