パフェを食べ、カフェをあとにしたあと、望が"家まで送る"って言ってきたから断ることなくおっけいした。
あなた「送ってくれてありがと。私の家ここら辺だからもう大丈夫」
小瀧「了解」
あなた「ばいばい。明日ね」
小瀧「じゃーな」
望と別れすぐそこの自分の家へ向かった。
すると少し離れたところに私の大好きな背中が見えた。
あなた「神ちゃぁぁぁん!!」
私はその背中に向かって走り、思いきり抱きついた。
神山「うわぁ!!なんやあなたかwビックリしたわww」
あなた「んふふw神ちゃんのこと見つけたから~」
神山「見つけてくれてありがとおw」
あなた「いえいえ!w」
やっぱり神ちゃんといると落ち着くな~、って言うのと同時に、やっぱり好きだなって思う。
こんなかんじで気軽に神ちゃんに抱きついてるけど、実際心臓はずっとドキドキしてる。
でもきっと神ちゃんは妹が抱きついてるとしか思ってないんだろうな……
そう考えると結構傷つく。
神山「あなた?なんかあった?」
私の表情が少し曇ったことに気づいた神ちゃん。
あなた「う、ううん!!何にもない!」
私達は残り数メートルの家までの道のりを一緒に帰った。
編集部コメント
引きこもりのおじさんと真面目な女子高生という組み合わせがユニーク。コンテストテーマである「タイムカプセル」が、世代の違う二人をつなぎ、物語を進めるアイテムとして存在感を発揮しています。<br />登場人物が自分の過去と向き合い、未来に向かって成長していく過程が丁寧な構成で描かれていました。