ある日__
朝起きて学校に行く準備をしていると携帯が鳴った。
望から遅刻のメール。
寝坊したのね…w
珍しいw
あなた「いってきまーす」
望に返信をしてから家をでると神ちゃんと遭遇。
なんと言うか…複雑な気持ち……w
神山「おはよ、」
あなた「お、おはよッ」
思っていたより普通に接してくれる神ちゃんにちょっとびっくり。
でもそのあとは気まずい感じに……
しばらく沈黙が続いた。
神山「こないだ、おったやんな?」
あなた「ど、どこに?」
神山「遊園地」
そこでわかった。
気づかれてないと思ってたけど気づいてたんだ…
あなた「あ、うん」
神山「そのー、付き合うとるん?」
あなた「望と?」
神山「おん……」
あなた「ううん、付き合ってはないよ」
神山「そっか…」
私が望と付き合っていないと伝えると、少し神ちゃんの頬が緩んだ。
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。