第6話

#5
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2018/06/28 05:17
あなた「ね、眠い……」



ただいま国語の授業中。


尋常じゃない眠さに襲われております。


国語の時間って凄い。どんなに授業の前が眠くなかったとしても、国語の授業が進むにつれて眠さが増してく。



キーンコーンカーンコーン_キーンコーンカーンコーン__



眠さと戦っていたらチャイムがなった。


私は眠気覚ましも兼ねて屋上へ向かった。



ガチャ🚪


扉を開ければ心地良い風が頬や髪を撫でる。


ここは私の大好きなところ。
一人になりたいときはいつもここに来ている。


あなた「気持ちいい……」


そんな独り言を発すると_


??「何一人で話てん?w」



あなた「⁉」



いきなりどこからか声がした。


辺りをキョロキョロ見渡すと、ベンチに寝そべっている一人の男子がいた。



あなた「えっと……?」



私がポカーンとしていると男子は起き上がり私の方を向いた。


それでわかった。


あなた「小瀧望…」


その人は朝神ちゃんから教えてもらった"小瀧望"だった。






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