望と遊びにいく日。
いつもより少し髪型にこだわってみたり、メイクも少し変えてみたりと朝から頑張ってみた。
待ち合わせ場所に行くとすでに望は待っていた。
あなた「おはよ、待った?」
小瀧「ッはよ、大丈夫」
相変わらずだな。
望の私服はかっこいい。
でもこんなこといったら調子に乗るから言わないけどねw
あなた「何する?」
小瀧「遊園地きたらやっぱあれやろ!」
そう言いながら望が指差したのは
ジェットコースター。
あなた「え……」
小瀧「何?w怖いん?w」
にやにやしながら私に向かって聞いてくる。
あなた「べ、別に!!怖くないもん!」
望にからかわれてつい強きになって言っちゃったけど、実は絶叫苦手なんです…
高いし速いし浮遊感が苦手で……
そんな私をお構いなしに私の腕を引っ張りながらどんどん進んでく望。
生きて帰ってこれるかな……
編集部コメント
引きこもりのおじさんと真面目な女子高生という組み合わせがユニーク。コンテストテーマである「タイムカプセル」が、世代の違う二人をつなぎ、物語を進めるアイテムとして存在感を発揮しています。<br />登場人物が自分の過去と向き合い、未来に向かって成長していく過程が丁寧な構成で描かれていました。