第12話

理鶯の元へ
214
2021/05/14 04:06
理鶯の野営地
薫
うおぉ。思ったより遠かったぁー
理鶯
理鶯
む。誰だ。
薫
やっほ〜理鶯さん
理鶯
理鶯
薫か。
薫
薫でーす。
理鶯
理鶯
こんな所までどうした?
薫
んー。ちょっと相談したいことがあって。
理鶯
理鶯
小官にか?
薫
そう
理鶯
理鶯
それでは話を聞こう。
理鶯
理鶯
その前に食事を取ろう。今日はたくさん獲物が捕れたの薫も食べるといい。
薫
お、おお。獲物が…たくさん…ね。
い、頂きます。
薫
☆うおぉ。理鶯さんのご飯で虫とか入ってんだよね…。まぁ、出されたものは食わなきゃ。
薫
ŧ‹”ŧ‹”( ‘ч’ )ŧ‹”ŧ‹”
薫
☆んお?味は普通に美味いぞ。
薫
美味いです。
理鶯
理鶯
そうか、それならばよかった。
理鶯
理鶯
おかわりもあるからたくさん食べるといい。
薫
ん。
食後
薫
あ〜腹いっぱい。
薫
理鶯さん、ごちーそさんでした!
理鶯
理鶯
うむ。薫は食べっぷりがいいな。料理の作りがいがある。
薫
そーすか?
理鶯
理鶯
うむ。
薫
へへ
理鶯
理鶯
それでは、話に戻ろう。小官に相談とはなんだ?
薫
昨日のこと銃兎さんに聞いたんすよ。
薫
左馬刻の事務所で待機ってやつ。
理鶯
理鶯
うむ。
理鶯
理鶯
家や店でも良かったが万が一があると危ないということで左馬刻の事務所で待機ということになったが。
理鶯
理鶯
何か問題があるのか?
薫
問題大ありだわ。
理鶯
理鶯
む?
薫
私は連中に一泡吹かせたくて銃兎さんとこでヒプノシスマイクを使っての特訓をしてたんすよ。
理鶯
理鶯
なるほど。では、左馬刻の事務所で待機するということは、今まで特訓した意味がなくなってしまうということか。
薫
そーそー。そーいうこと
理鶯
理鶯
だが、やはりかなりの危険を伴うため左馬刻の事務所に待機していた方が良いと小官は考える。
薫
ひとあわふかせたい
理鶯
理鶯
連中は警察や左馬刻達の実力を持ってしても根城を突き止めるのに苦労したそうだ。
理鶯
理鶯
かなりの強敵と見える。薫を守りながら戦うとなればかなりリスクも上がる。
薫
自分の身は自分で守るって。
薫
絶対に迷惑はかけない。だから私も戦わせてください。
薫
こんな怪我させられて黙ってられないんです。
理鶯
理鶯
そうか。
理鶯
理鶯
これは戦いだ。かなりのリスクを伴う。また怪我をしてしまうかもしれん。
理鶯
理鶯
次は怪我だけとは限らん。命に関わってくるかもしれんぞ?
理鶯
理鶯
それでも戦う覚悟があるのならば小官は止めない。
薫
行く。私は戦うって決めた。だから銃兎さんとこで特訓したんだ。
理鶯
理鶯
うむ。了解した。それでは小官は薫に協力しよう。
理鶯
理鶯
戦い当日は小官の言う通りにしてくれ。
薫
分かりました。

プリ小説オーディオドラマ