大介「あなた〜!」
と待ち合わせ場所で待ってる私に彼が駆け寄る
「大介〜!」
大介「お待たせ!あなた、浴衣似合うね?」
「大介も、似合ってるよ」
大介「じゃ、行こっか」
「うん!」
私たちは手を繋いでお祭りへ
屋台で色々買って食べたり遊んだりしていたら
大介「そろそろ花火の時間だね?」
「そうだね」
大介「全然人が来ないけど、花火がきれいに見えるところ知ってるんだ!」
と彼は手を引っ張って連れてくる
着いたのは人気のない木がたくさん生い茂ったところにある人が数人座れるところだった
「ほんと、ここなら誰も来なさそうだね」
大介「でしょ?」
と話していたら
ドーーン
「わっ!すっごい綺麗!よく見えるね!」
大介「でしょでしょ!」
そして花火が終わる少し前に
大介「にしてもさ、あなた、すごいここ綺麗だね?」
と彼に指でなぞられる
「ひゃっ!」
大介「ん?なに?ここ感じるの?」
と言って彼は私のうなじをぺろっと舐めた
「やっ///」
大介「ふふっ、可愛いね」
と言って彼はたくさん私のうなじにキスをする
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。