あなた「亮ちゃーん、こっちきて?」
と彼女が甘えてくる
「いや、今は…その…」
あなた「ねぇ、来てよ…」
と少ししょんぼりする彼女に負けて俺は彼女の横に座った
「どうしたの?」
とニコッとしてみせると彼女が俺に抱きついた
「あなた?」
あなた「亮ちゃん、私今すっごい変な気分なの…」
普段自分からこういうことを言わない彼女
あの薬のせいだと俺はすぐにわかった
とっても真面目な彼女が好きだが、これもこれでアリかもしれない…
「俺、もう我慢できないなぁ…?」
あなた「亮ちゃんなら何されても大丈夫」
と言って彼女は俺にキスをした
その瞬間、俺の理性はどっかいった
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。