第107話

r.a. (3)
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2020/06/04 11:18
あなた「亮ちゃーん、こっちきて?」



と彼女が甘えてくる



「いや、今は…その…」


あなた「ねぇ、来てよ…」



と少ししょんぼりする彼女に負けて俺は彼女の横に座った



「どうしたの?」



とニコッとしてみせると彼女が俺に抱きついた



「あなた?」


あなた「亮ちゃん、私今すっごい変な気分なの…」



普段自分からこういうことを言わない彼女



あの薬のせいだと俺はすぐにわかった



とっても真面目な彼女が好きだが、これもこれでアリかもしれない…



「俺、もう我慢できないなぁ…?」


あなた「亮ちゃんなら何されても大丈夫」




と言って彼女は俺にキスをした



その瞬間、俺の理性はどっかいった

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