涼太side
あなた「ごちそうさま〜!」
「いつも通り残さず食べてくれたね」
あなた「当たり前じゃん!涼太の作る料理は美味しいもん!」
「ふふっ、ありがとう」
いつも通りの日常
いつもと違ったのはここからだった
「じゃあ、洗い物してくるね」
あなた「うん!」
俺が洗い物していると
あなた「ねぇ、涼太」
「ん?なに?」
あなた「私の薬どこ?」
彼女はいつも食後にサプリメントを飲んでいる
「いつものところにない?」
あなた「ないから言ってるんだよ…あっ!これか!」
彼女は手に取ったカプセルを飲んだ
しかし、彼女が飲んだのはいつも飲んでるサプリメントによく似た別の薬だった…
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。