~あらすじ~

~本編~
不治の病、発光病。
原因不明で 治療法は 何も見つかっていない
基本的に完治することはなく
たいていの患者は病院で一生を終える
成長が進むにつれ
病気は進行していき
ある日突然発症する
10代や20代前半で発症することが多い
致死率は高く
大人になる前にたいてい命を落としてしまう
症状は多岐にわたるが
夜の月光に照らされると
体が蛍光色のようにぼんやり淡く光を放ち
その光は病状の進行とともに
徐々に強さを増していく
そのことから 発光病と呼ばれている
らしい。
『らしいんだけどさー、』
『そーんなこと言われたって って感じだぁー』
編集部コメント
引きこもりのおじさんと真面目な女子高生という組み合わせがユニーク。コンテストテーマである「タイムカプセル」が、世代の違う二人をつなぎ、物語を進めるアイテムとして存在感を発揮しています。
登場人物が自分の過去と向き合い、未来に向かって成長していく過程が丁寧な構成で描かれていました。