~あらすじ~
~本編~
🚪
あなた
『あ、涼介くんー』
涼介
「おぅ、これ、
この前渡した楽譜の音源ね」
あなた
『ありがとーう』
涼介
「なんかあなた、楽しそうだね?笑」
あなた
『へ?そうかなー?』
あなた
(涼介くん帰ってもらわないとなー、、)
涼介
「今度は難しそうな顔してるよ笑笑」
あなた
「え、⁉︎そうかな⁉︎」
あなた
(やばっ)
慧 (あなたちゃん 全部顔に出てるじゃん…笑)
あなた
(あっ!)
(練習するから帰ってくれない?
って言おう……!!)
涼介
「ん?なんか思いついた??」
あなた
『い、いやー?』
あなた
『せっかく涼介くんがCD持ってきてくれたし
この間渡してくれた曲、
練習しよっかなー?って思っただけだよー』
涼介
「お、!嬉しいなー」
あなた
『んー、でも』
『完成したのを聞いて欲しいからさー、』
涼介
「あ、出て行ったほうがいいかな?」
あなた
『そうしてもらってもいい?』
涼介
「うん、いいよー」
あなた
『わざわざハロウィン抜けて
来てもらったのにごめんね、、』
涼介
「ぜんぜん!」
涼介
「また会いにくるよ。」
あなた
『うん、!』
慧
(………………。)
涼介
「んじゃ、帰るわー」
あなた
『じゃあ、またね!』
涼介
「おう!」
あなた
『あ、!涼介くん!』
涼介
「ん?」
あなた
『今日のそのコスプレ、よく似合ってて
私すきだなぁ』
涼介
「まじ、、!?」
涼介
「ありがとね、」
涼介
「じゃ、ね!」
あなた
『うん!👋🏻👋🏻』
慧
(。。。。)
僕、隠れて聞いてただけなのに
なんで、
こんなに、
苦しいんだ。
心臓が、
キューーーッてする。
こんなの体験したことない。
編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!