大貴
「うぉっ!!?」
慧
「うぉっ、って笑」
大貴
(いや、いのちゃん可愛すぎだろ…)
慧
「じゃあ、いこっか!」
大貴
「お、おう!」
大貴
「ほんじゃ、美容師さんあんがとねー」
大貴's friend
「美容師さんて!!!笑」
- in だいほーる -
裕翔
「だーいちゃーん!!
いーのちゃーん!!」
大貴&慧
「「ゆうとー!!」」
大貴
「いやぁー、みんな気合入ってるなー」
慧
「僕たち髪の毛だけしかしてないもんね笑」
裕翔
「俺、タキシード!!🎩」
大貴
「俺らも仮装すればよかったねー」
裕翔
「そろそろパーティー始まるよ!
行こう!」
大貴
「おう!!」
慧 → 裕翔
「小さい声で山田は…?」
裕翔 → 慧
「あ、、山田は……」
慧 → 裕翔
「?????」
裕翔 → 慧
「めっちゃ言いにくいんだけど…
たぶんあなたちゃんに会いに行ってると思う……」
慧
「...え??」
裕翔
「俺も今日まで、
っていうかさっきまで知らなかったんだけど
準備できたから部屋出るよって声かけたら
もうすでにいなくて。」
「机に"夜ご飯まで音楽室います"
ってメモあったからさ、、」
「多分………」
慧
「………。」
今、あなたちゃんは山田といるんだ……
裕翔
「っえ!?!?」
「いのちゃん!?」
気づいたら走り出していた、
音楽室に向かって。
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!
転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。