第2話

1話☆*。
2,935
2020/07/05 01:26
これは私が産まれた日の事



















あなた(幼児)
うぇぇぇん
モブ
モブ
無事産まれました!!
母?
母?
ハァ良かったわ
モブ
モブ
大丈夫ですか?
母?
母?
ええ平気
あなた(幼児)
グスン
モブ
モブ
"でも"この子…
母?
母?
……
母?
母?
そうね…
モブ
モブ
仕方ないですね。
母?
母?
せっかく女の子だったのに
あなた(幼児)
うぇぇぇぇぇん
そう言って私を牢屋へ放り投げた。

捨てられたも同然
ガチャンッッ
あなた(幼児)
うぇぇぇぇぇん
小芭内(幼児)
だ、だれ?
小芭内(幼児)
女…
あなた(幼児)
グスッ
小芭内(幼児)
俺と似てるね
小芭内(幼児)
ヨシヨシ
私はここで兄妹の"アナタ"に会ったの
女
はいこれ
女
朝飯ね
小芭内(幼児)
ーーーーーー
???
まだ小さいねぇ
あなた(幼児)
ザクッ
???
オエッ
???
私はこれじゃぁまだ足りないなぁ
???
ゴホッゴホッ
あなた(幼児)
(なにがおきてるの?)
私は少し大きくなるに連れ耳もどんどん良くなってきた
そうすると、お兄ちゃんのような声が奥からした。それはとても苦しそうな声だった
ガチャンッ

お兄ちゃんが帰ってくると口元は血だらけで口は耳元の近くまで裂けていた。
小芭内(幼児)
ゴホゴホ
あなた(幼児)
だ!だいじょうぶ!?
小芭内(幼児)
うん。平気だよ
お兄ちゃんは"平気だよ"そう言ったけど本当は凄く辛かっただろう
あなた(幼児)
よ、よかったぁ
小芭内(幼児)
ヨシヨシ
女
これ晩飯
あなた(幼児)
あ、いただきます。
小芭内(幼児)
ーーーーーーー


ある日私は牢屋から出された
モブ
モブ
来なさい
あなた(幼児)
モブ
モブ
あんたよ!!
あなた(幼児)
ビクッは、はい
小芭内(幼児)
あなた!!あなた!!
お兄ちゃんはとてつもなく焦っていた様だった。
あなた(幼児)
フリフリ
私はお兄ちゃんを落ち着かせようと手を振った
だけどお兄ちゃんはもっと不安そうな顔をした。
小芭内(幼児)
ーーーーーーーーー
???
あんたもあいつと似てるねぇ
そう私の前で喋る奴は凄く気味が悪かった。
まるで蛇のような体をしていた。
あなた(幼児)
………
???
まだまだ細いねぇ
???
もっと太らせてからにしようかなぁ
あなた(幼児)
だ、だれ
???
私はねぇ
蛇鬼
蛇鬼
鬼なのよぉ
そう。そいつは"鬼"と言っていた。私はお話でしか聞いたことがなかった。でも見た目からして鬼だと納得した私はそいつのことを蛇鬼と付けた。
あなた(幼児)
…(おにいちゃんはいつもこいつにあってたの?)
↑小さい設定だから全部平仮名で書いてます!
読みずらかったらすいません!!
蛇鬼
蛇鬼
私に似せたいなぁ
と言った瞬間私はよくご飯を持ってきてもらうお姉さんに引っ張られた。
グイッ
あなた(幼児)
ヒッ
私を引き寄せるとお姉さんは私の額に刃物を突き付けた。
グサッ
あなた(幼児)
ゴホッ
ビチャ

私の血が部屋中に飛び散った
蛇鬼
蛇鬼
もうちょっと長くしてもいいかもねぇ
あなた(幼児)
ザクッザクッ

痛くて痛くてもう声も出なかった
モブ
モブ
ちゃんとこっちを向いて
あなた(幼児)
オエッ
モブ
モブ
…汚らしい
血を吐くと汚いと言われ
まるで醜い"鬼"でも見ているのかと言うような目で私を見た。
あなた(幼児)
ハァハァ
蛇鬼
蛇鬼
んー美味しそうな血だねぇ
そういうと蛇鬼は私から出た血を飲んでいた。
モブ
モブ
戻るわよ
グイッ



そして引きずられ牢屋に投げられた
あなた(幼児)
ガッチャンッッ
小芭内(幼児)
あなた!!大丈夫!?
お兄ちゃんはとてつもなく心配していたがきっとお兄ちゃんもこんな目にあっていたんだと思うと別にどうってこと無かった。"兄妹だから同じ"そう思って流していた。
あなた(幼児)
小芭内(幼児)
痛かったね
あなた(幼児)
コク
ギュュュ

私を心配してくれたり愛してくれるのは"アナタダケ"













































そう思っていた。
この日までは
???
シャャャャ
???
シャャャャャ
あなた(幼児)
な、なに…
小芭内(幼児)
何だ
ーーーーーー

プリ小説オーディオドラマ