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prrrr
ある夜のリビングに一つの着信音が響く。
「はい、オンマ?」
OM「あなた元気にやってる?」
JM「ねぇ、誰?(小声)」
OM「…もしかして彼氏?」
「あああ!!!静かにしてて!違うよ?ち違う違う」
JM「もしもし、パクジミンと申します」
やめてって!!!
あぁなに?かわりに説明してくれるの?
OM「え、と……」
JM「すみません、防弾少年団ってわかりますか?」
リアルな詳しい説明が始まった
快諾してくれるのかな、
OM「え?ジミンちゃん?!!」
あ、そうだ
オンマはジミンちゃん推しだったわ
会わないうちにすっかり忘れてた、
って!そうじゃないそうじゃない
JM「ご存知ですか!!嬉しいです!
それで、訳あって」
OM「ジミンちゃんなんですか?!!」
お願い。
喋らせてあげてや。
JM「はい(苦笑)、それで訳あってあなたさんと一緒に住ませていただくことになりました、」
OM「…………」
お、オンマ、?
なんか言ってあげてよ( ; ; )
OM「あ、あのあなたに代わってもらえますか?」
ドゥグンドゥグン
「ヨボセy…」
OM「おいずるいなああ!!!!
何があっても仲良くしてね?!遊びに行っちゃうわ!」
オンマ若くてうるさくてごめんなさいね
まだまだアラサー。
「わかったから笑」
なんとか快諾はしてもらえた
ていうか快諾はとっくにしてて
ただ単にずるい、って。そっちだよね。
スマヌ
編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!