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JM「きたよー」
部屋のドアの外から叫んでる←
ガチャ
開けてあげました私))
JM「んーいい匂い」
んーいい匂いねぇ
ひとんちの匂いってやつ?
消臭なんとかとか置いてないけど
…って
「ジミン…!!」
JM「あなたいい匂いするなーって」
いやおいおいおい
そんな至近距離で年頃のおなごの匂い嗅ぐんじゃないよ
好きになっちゃうじゃん(え)
JM「部屋案内して!」
それもこの間大体覚えたでしょうが
「はいここトイレ、ここ風呂、見てわかる通りここはキッチンね、」
JM「うんうん、冷蔵庫どうする?」
「あーここから半分ずつにする?」
JM「いやいいや、俺が適当に買ってくるから好きなの食べて飲んで」
え、紳士
なんて思ってないからね!!
一緒に住ませてあげるんだからこれくらい…
(全世界のジミンペンごめんなさいあなたがいただいたぞ←)
JM「寝るとこは?」
「あー私の寝室ここ、この部屋で寝たけりゃ床でどーぞ」
JM「いーよリビングのソファで寝る」
ん、?
急に素っ気ないぞ
「…おとなげな、」
JM「なんだって?」
「いやなんでもないです」
JM「あのさぁ、一緒に寝るよね?」
「…へ?」
JM「俺アイドルなんだけど、風邪ひいて俺だけ番組出れなかったらあなたのせいだよ?」
くそっ
週間アイドルか、
「…そうでした、じゃあ私が床で寝る」
JM「そうじゃなくて、一緒に寝るの」
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あっという間に
夜が来た。
これ親にどう説明すんの、、
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編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。