コネシマside
「ゾムッッ!!!」
扉を開ける。が、そこには闇だけがあった。
俺、なんてことしてもうたんやろ……
改めて失望する。ほんま、自分には飽き々々やわ…
初めて会うた時は、警戒心丸出し。少しでも触れようとすれば、その手を振り払われたくらいや。
でも、その警戒心が徐々に取れてって、めっちゃ仲良うなった。
''シッマ大好きや!!''なんて、俺からしたら、弟みたいな、…家族みたいな暖かい存在やった。
俺から家族や言うたのに、俺から切り離して、俺から裏切った。
ゾム、どうかこんなやつから謝らしてくれ、ごめん……
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