第48話

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2023/03/13 11:00








次の日の朝








三輪「おい、起きろ」







その声が聞こえて私はパチッと目が覚めた




いや、眠れなかった

遠足前の子供みたいな










あなた「ヤバい秀次!眠れなかった!」



三輪「いや寝ていた」



あなた「いや寝てない!目瞑って開けたら朝だった!」



三輪「バカを言うな。早く着替えろ」









寝た記憶がない私は
恐らく深夜のテンションと同じノリ


ま、トリオン体になれば問題ないし大丈夫!









三輪「着替えたか?」



あなた「バッチリです!」



三輪「なんだか、久々に見る格好だな」



あなた「うん私も久々に着た!」



三輪「ちょっとノリがウザい」



あなた「うん!大丈夫!今何言われても気にしないモード入ってる!」



三輪「昨日まで落ち込んでたのは誰だ」



あなた「私だね〜あはは」










もう自分でもわかる
このノリうざい奴だ










私達は秀次の部屋を出て
学校に向かった











仁礼「は?は?は?は?は?は?」



三浦「あなたちゃん......?」



仁礼「おい!あなた!今までどこで何してた!!!!!」








うわ〜。安定の反応すぎて...

眠くなってきた










あなた「おひさ〜!」



仁礼「おひさ〜!じゃねーよ!!1週間以上も学校に来ねーでボーダーでも見かけねぇし何してたんだよ!!」



あなた「え〜何してたっけ!あ、めっちゃ防衛任務しとった!」



仁礼「はぁ?なんかあったのかと思うだろ普通!連絡くらいしろよ!!」



あなた「めんごめんご!そんな怒られるとは思っとらんかった!」



仁礼「おい三輪!お前知ってたのか?私に知らないって言ったよな!?」



三輪「知らなかった」



仁礼「絶対嘘だろ!!」



あなた「本当だよ!私が引きこもってたのを知ってたのは忍田さんと沢村さんだけだから!」



仁礼「ま、マジか.....もう大丈夫なのか?」









結局この子は心配してくれる
これは愛









三浦「あなたちゃん大丈夫?」



あなた「うん大丈夫!大丈夫だから学校来た!」



三浦「そっか、ならいいんだけど」



仁礼「みんな心配してたんだぞ〜?ちゃんと謝っとけ!」



あなた「ラジャっす!ちな、今日寝た記憶がないんで寝かせてください!」








ほんとに眠くなってきました

これは授業中寝るフラグしか立ってません









三輪「あとでノート貸す」



あなた「うん頼む秀次」









さて皆様、おやすみなさい










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