第7話

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2018/07/25 00:37
じゃあ、そろそろ帰るね。
時計を見ると、もう6時過ぎだった。


あっという間の時間で、正直…楽しかった。
美穂
うん、話聞かせてくれてありがとう。
いーえ。
僕は立ち上がり、「じゃあね。」と声をかけた。
美穂
ねぇ、
ん?
呼び止められ、振り向く。
美穂
その…また来てくれる?
もちろん。
そういうと、彼女の顔が明るくなった。
美穂
またね!
うん、またね。


それからほぼ毎日、僕は病室へ足を運ぶようになった。

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