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第1話

幼き頃の思い出。
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2018/05/26 00:28
私には大好きな男の子がいた。


その子が私の初恋の人だった。


"あなたちゃーん♪"


君が笑顔でそう名前を呼ぶたび


私は嬉しくなり釣られて笑顔になっていた。


だけど君はあの日私の前から


姿をけした。


"大貴くんは東京にいったのよ。"


幼稚園の卒園式1ヶ月前


君は東京へ引っ越した。


あの日から私は心が辛くて…。


また会えるかなって毎日考えてた。


まさか10年おきに会えるかもしれない。


なんて思わなかった。


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