第30話

処刑
260
2021/05/02 17:27
09/03 18:12
To:瑠川 美玲
title:作戦
今さっき、作戦が決まったよ。真の言う通り
本陣の移動の時に攻撃を仕掛ける。
公園の近くに橋があるの覚えているよね?
そこで殺るよ。真達はそのまま待機で移動が
始まったら後ろからついて行く。
そして、リーダーの菊池妙恵を殺すだけ。
それじゃ、頼むよ。
瑠川が颯真と電話で話して決まった作戦を
俺達に見せる
末永 虎太郎
ふむふむ…了解。
三浦 友哉
……。
何か嫌な予感がするけど、気のせいだよな?
そんなことを思う


そして、その予感は当たったのだ…
瑠川から作戦を聞いて、約30分後


雨がザーザーと降っている
そんな時、明神から瑠川への電話


スピーカーにすると、声が聞こえてきた
明神 柚輝
『聞こえてる?』
瑠川 美玲
はい!
明神 柚輝
『菊池達が翔太君と夜霧を人質
にして、移動を開始。以上。』
手短にそういい、電話は切られた
末永 虎太郎
はぁー?真が捕まった?何が
あったんだよw
笑いながら、瑠川に聞く虎太郎
瑠川 美玲
知らないに決まってるでしょ。
まぁ、いいよ。早く橋の近くに
行こう。
今度は俺のスマホが鳴った
三浦 友哉
ん?
『着信 藍川 真』
三浦 友哉
真…ってことはないな……。
一ノ瀬 紗夜
相手チームだと思いますので、
三浦君。くれぐれも刺激しない
ようにお願いしますよ。
三浦 友哉
分かってる。……もしもし。
菊池 妙恵
『もしもしー?三浦ー?』
三浦 友哉
お前かよ…。
俺がこの世で1番嫌いな女子、菊池妙恵の声が聞こえてきた


真のスマホからかけるってことは一緒か…
菊池 妙恵
『19時になったら、野坂公園で
藍川の処刑をするから。もし、
良かったら来てねー』
三浦 友哉
はぁ!?ふざけんな!!!
菊池 妙恵
『ふざけてませーん。去年の恥
を藍川には命で償ってもらう。
止めれるなら止めてみなよ。』
ツーーーツーーー……
雨の音と電子音だけが聞こえる
今は18時51分
三浦 友哉
走らないと間に合わねーよ!!
一ノ瀬 紗夜
ちょっ、三浦君!?
瑠川 美玲
速っ…!
雨の中、突然電話に怒鳴り、突然走り出した
俺は野坂公園に向かって走った


追いついてこれたのは男の虎太郎だけで他の2人は少し遅れている
末永 虎太郎
友哉!いきなりどうしたんだ!
三浦 友哉
あと9分で真と翔太が野坂公園で殺されるんだよ!!!
末永 虎太郎
え、それはヤバい。
真顔で虎太郎が呟くと、俺よりも速く走る


スグに野坂公園に着く


見たのは、菊池が楽しそうに笑いながら、真
で遊んでいた
翔太は喋れないように、タオルを噛まされ、
縄で縛られていた


反応がないってことは気絶してるのか…
菊池 妙恵
あ、来た来た〜。
末永 虎太郎
最っ低なリーダーだな…
三浦 友哉
早く2人を離せ…
菊池 妙恵
うーん、それはつまんないよ。
まぁ、見てて。今から三浦の目
の前で藍川を処刑してあげる。
そう言って、菊池は真の腕を掴むと、水溜り
の上に膝ま付かせた
真は口は塞がれていないが、両手を背中側で縄で縛られている
ポタポタと頭から垂れる血が一瞬で茶色く
濁っていた水溜りを真っ赤に染めた
女子
妙恵〜?いいのぉ〜?そんなの
殺しちゃって。リーダーを殺さ
ないと終わらないよ〜?
菊池 妙恵
今のとこ互いに無傷。コイツを
殺して逃げればさ、人数の差で
ウチらが勝つよ。
女子
あ!そうだね〜!はい!これ!
ニコニコと笑う女子が菊池に刀を渡す


そして、菊池はそれを振り上げた
菊池 妙恵
三浦、邪魔したらダメだよ?
楽しそうに笑う菊池


俺はわざわざそんなことを言われなくても、
動かなかった


…いや、動けないんだ。
怖いから…自分の死を恐れているから……。
いつの間にか雨は止み、月が出ていた…