~終業式~21話から数日経った
校長の長すぎる話が終わり、教室に戻った。
席に座ってから、担任の話が始まる。
こうして俺の高校1年生が終わった。
2年生になったら、龍輝達どうするんだろうか。
これから入る女子達に隠れて付き合うのだろうか。
女子は苦手だけど、彼女が出来ることでこの気持ちが治まるのなら、彼女が欲しいな…
そんな考え、女子達に悪いか。
春休みに入っても、琉夏とは遊ぶが、龍輝とは遊んでいない。
そして、何もないまま、春休みが終わった。
~始業式が終わり、それぞれ教室へ~
クラス分けのプリントが配られた。
なぜか、龍輝,光,琉夏の全員と一緒だった。
案の定担任も変わらなかった。
ただ、変わった所が1つだけある。
それは、教室に女子がいることだ。今までいなかったからか、違和感が半端ない。
周りもみんなソワソワしている。
そんなところに1人の女子が話しかけて来た
この女子は、幼馴染みの伊南万莉。
保育園から一緒で、高校はそれぞれ違う所になって、1年間会っていなかった。
高校2年生楽しくなりそうだな。
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。