第6話

話し合い
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2021/03/28 14:01



   家の中に入るととても広かった。
   聞くと、空いてる部屋が何個かあるそうだ
   私は、その空いてる部屋に住むことに
   なっているらしい。



   今から、五条さんとのお話をします。
   決まりごととかを決めるんだと思う。



五 「まず、この家のルールね。
   基本的には全部僕がやるから。」



   え?
   仕事もあるのに分担しないで全部
   五条さんがやるの?



私 「私、、は?」



五 「怪我したら困るからね。
   ゆっくり休んでていいよ。」



私 「あり、、がとうござい、、、ます。」



五 「そして、君は一日中家に居ること。」



   仕事は、どうなるの?



五 「仕事のことが気になっているよね。
   もう、僕が退職届けを出しておいたから」



   え、私、今無職?



五 「君は僕に養われていれば良いの。
   返事は?」



私 「はい。 判りました。」



   私が、五条さんの指示に従うと
   嬉しそうな顔をする。



五 「だいぶ、普通に喋れるようになったね。」



   その指示も嫌だとは、思えないのは
   私も、五条さんのことを好いているから
   だろう。



五 「荷物は、明日僕が全部運ぶから君は部屋に
   いて?」



私 「はい。
   何から何までありがとございます。」


五 「ん。 じゃあ、ごほうびのキスして?」



   え?
   キスなんてしたことのない私にとっては
   謎でしかない。
   緊張する。



私 「いいよ。
   ちょっとかがんでほしいな。」


   五条さんと私は35cm以上の差がある。
   五条さんがかがんでも私は、上目遣いに
   なんでしまう。



   五条さんがかがんでくれたので、精一杯
   背伸びをして五条さんの唇に私の唇を、
   運ぶ。



   そして、、、



私 「、、、、、、んぅ、、」



   唇と唇が触れるだけのキスをする。



五 「はぁ、、、大好きだよ。
   ずっと、ずっと一緒だからね。」




   

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