しばらくすると、クレープが手渡された
早速一口食べてみると
私 「ん~~~。美味しい!」
あまりの美味しさにビックリする
私 「悟さん! とっても美味しいですよ!」
五 「そうだね。」
悟さんのクレープを食べる姿はとても絵に
なるなぁ。
五 「あなた」
思わずみとれていると、名前を呼ばれた
五 「クリームついてるよ。」
そう言って、私の頬についてるであろう
クリームを舐めた。
???舐めた???
私 「えっ!?」
私 「悟さん!?」
とってくれたのはありがたいけど
舐められるのはちょっと、、、
五 「甘いね。」
にやにやしながらそう言う悟さんは
とても意地悪だった。
五 「まぁ、減るもんじゃないし良いでしょ?」
そう言う問題じゃなくて、
私 「私の気力が減ります。」
五 「え~~。」
五 「それは置いといて、僕のクレープ一口
どうぞ。」
なんか上手くかわされたような
気がしたけど、
クレープは食べたいから食べる。
私 「パクッ、モグモグ。」
五 「どう?」
私 「美味しい。」
ちょっと甘すぎる気もするけど
これはこれで美味しい。
五 「ねぇねぇ(n‘∀‘)η」
悟さんがまたしてもニヤニヤした顔で
私を呼んだ。
嫌な予感がしたけど、一応聞いてみる
私 「何ですか?」
すると、クレープを指差しながら
五 「間接キスだね❤️」
そう言ってきた。
私 「か、間接、、、キス、」
言われて気づいた。
顔が真っ赤になるのがわかる。
五 「何度もキスしてるのに
間接キスも恥ずかしいの?」
私 「それとこれは別です!!」
悟さんとのキスは慣れる
訳がない。
編集部コメント
引きこもりのおじさんと真面目な女子高生という組み合わせがユニーク。コンテストテーマである「タイムカプセル」が、世代の違う二人をつなぎ、物語を進めるアイテムとして存在感を発揮しています。<br />登場人物が自分の過去と向き合い、未来に向かって成長していく過程が丁寧な構成で描かれていました。