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第6話

6話 気になる女の子だから
藤ヶ谷 昌
藤ヶ谷 昌
ちょっと乱暴だけど、
俺にきな粉餅パンくれたでしょ。
だから、俺からは焼きそば
メロンパンを贈呈
あなた

(私が食べる分がなくなるから、
くれたのか? 意外といいところも……)

そんな考えが頭に浮かんですぐ、
私はぶんぶんと頭を横に振る。
あなた

(いやいや! 
食べ物につられるな、私)

あなた

い、いらない。
なんか餌付けされてるみたいで
不愉快だからな

藤ヶ谷 昌
藤ヶ谷 昌
やっぱダメかー。
このまま俺に懐いてくれたら、
俺の好きにできたのに
あなた

……お前は、
変態発言をしてないと、
死ぬ病気かなにかなのか?

藤ヶ谷 昌
藤ヶ谷 昌
そうだなあ……。
あなたちゃんを
口説いてないと死ぬ病気かもね
あなた

そうか、なら今すぐここで
息絶えろ

藤ヶ谷 昌
藤ヶ谷 昌
素直じゃないなー
あなた

素直とかそうじゃないとか、
そういう問題じゃないんだよ!

藤ヶ谷 昌
藤ヶ谷 昌
はいはい。怒ってても
あなたちゃんは可愛いね
あなた

(会話にならない!)

発狂したくなっていると、
藤ヶ谷 昌はふっと笑い、
私に無理やり焼きそばメロンパンを持たせる。
美園 みくる
美園 みくる
なんだか、ふたりって
いいコンビだね
藤ヶ谷 昌
藤ヶ谷 昌
だよね、お似合いだよね?
あなた

気色悪い言い方するな。
それより、みくる。
口についてるぞ

私はみくるの口についてる
パン屑をとってあげた。
美園 みくる
美園 みくる
へへ、ありがとう
はにかむ親友に、私の頬も緩む。
藤ヶ谷 昌
藤ヶ谷 昌
うん、癒されるね
あなた

珍しく気が合うな。
私も、みくるを見てると
癒されるんだ

藤ヶ谷 昌
藤ヶ谷 昌
俺はみくるちゃんを見て、
優しい顔で笑うあなたちゃんに
癒されるって言ったんだよ
あなた

は、はあ? お前、
目がおかしいんじゃないのか?

藤ヶ谷 昌
藤ヶ谷 昌
俺の両目の視力、1.2はあるよ。
というか、ふたりは仲いいんだね
美園 みくる
美園 みくる
小学校からの付き合いだからね
藤ヶ谷 昌
藤ヶ谷 昌
へーっ、小学生の
あなたちゃんって、
どんな感じだったの?
あなた

お、おい! 
なんで私のことを詮索するんだよ

藤ヶ谷 昌
藤ヶ谷 昌
詮索じゃなくて、
あなたちゃんのことを
知りたいんだよ
あなた

だからなんでだよ。
弱みでも握るつもりか?

藤ヶ谷 昌
藤ヶ谷 昌
気になる女の子だから
あなた

(えっ)

悔しいことに、
ドキッと心臓が跳ねた。
藤ヶ谷 昌
藤ヶ谷 昌
ねえ、ドキッとした?
あなた

し、してない!

藤ヶ谷 昌
藤ヶ谷 昌
本気にしてくれた?
あなた

するわけないだろ!

藤ヶ谷 昌
藤ヶ谷 昌
はいはい。
赤くなっちゃって、可愛いな
あなた

(赤く!?)

慌てて両頬を押さえると、
みくるが私の顔を見て、
珍しそうに目を瞬かせる。
あなた

みくる?

美園 みくる
美園 みくる
あ、えっと……。
確か、あなたの小学生の頃の
話だったよね
藤ヶ谷 昌
藤ヶ谷 昌
そうそう
美園 みくる
美園 みくる
あなたは……いつも、
私を守ってくれてて……
藤ヶ谷 昌
藤ヶ谷 昌
守る?
あなた

みくるは可愛いからな。
よくストーカーとか痴漢に
遭うんだよ

藤ヶ谷 昌
藤ヶ谷 昌
もしかして、あなたちゃんが
剣道してるのって……
あなた

変質者に遭遇しても、
返り討ちにできるように
するためだ

藤ヶ谷 昌
藤ヶ谷 昌
なんか、あなたちゃんが
たくましい理由がわかった
気がするよ