第2話

第1話
125
2021/06/23 11:19
yourside
キーンコーンカーンコーン
授業5分前のチャイムが鳴る。
(なまえ)
あなた
(……今日も死ねなかったか…。)
急いで戻らないと授業に遅れてしまう。

重い足を動かし教室に戻ろうとしたその時だった








ガチャ
ドアが開く音がした。





思わず振り向く。
するとそこには、薄めのピンク色の髪をした"女の子"がいた。











その子は私の存在に気づくと
瑞希
瑞希
あれ?ここに人がいるなんて珍しい!
ねね、もしかしてキミもサボり?
と話しかけてきた。



うちだって、まさかここで人に会うなんて思っていなかった。
(なまえ)
あなた
いえ、違います。
少し焦った私はそう答えて、駆け足でその場を立ち去ろうとする。
するとその子は少し笑って
瑞希
瑞希
そっかー。それは残念。
でも…もしサボりたくなったらまた来てね!ボク、キミと話してみたいからさ♪
と言った。














私はその言葉に返事をするかのように小さくペコってして屋上を後にした。
(なまえ)
あなた
(……不思議な人)












瑞希side
瑞希
瑞希
(さっきの子、面白そうだったなぁ)
ボクと目が合った時のあの子の表情がすごく印象に残っている。

















驚いているような、焦っているような………………泣きそうな、誰かに助けを求めているような、そんな顔をしていたんだよね。
瑞希
瑞希
(どこかボクたちに似ているような気がするなぁ……)
学年もクラスも名前も分からないけど、なぜかその子のことが気になって仕方がなかった。
瑞希
瑞希
(また会えたらいいなぁ)














……To be continued

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