第6話

お菓子に勝てるものはない
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2020/10/15 12:00
皆、すごい上手いなぁ。
あれ?2年がスポドリ用意してる…
マネいないんだ。早く練習したいんだろうに。
私、暇だし作ってあげよ。

3年生が練習をしている中、隅でドリンクを作っている2年生に目がいった。
そして、ドリンクを作っている2年生の方に向かう。



あなた「あの、私がスポドリ作るので
練習行ってきてください。」


2年「え、でも…」


あなた「大丈夫ですよ。作ったことありますし。私に任せて練習してきてください。」


私は2年生達を無理やり引っ張って練習している所に連れて行ってドリンクを作る。


シャカシャカシャカシャカ…


完成!

スポドリを作った水筒を並べるとさっきの場所に戻って座る。

少しすると眠気に襲われた。

あー、眠たい。ちょっとだけ寝よ。



( ˘ω˘ )スースー…


私は少しの間眠りについた。









あなたが寝てから…男バレの休憩中のこと。



松川「あれ?あの子寝てる?」

花巻「ほんとだ。可愛い過ぎ…
てか、今日のスポドリ上手くね?」

岩泉「確かにな。なぁ、なんか今日入れたか?」

2年「えと、あの寝てる子が代わりに作ってくれて…」

及川「へぇ〜、こんなことできるんだ。」

松川「あの子にマネしてもらわね?
及川の事狙ってないし、面白いし‪w」

岩泉「及川を狙ってないなら俺は賛成だ。」

花巻「俺も〜」

及川「じゃあ、そうしよう。」






それから部活が終わる時間帯…


んん〜、よく寝た。もう終わったかな?


私は目が覚ますと
ちょうど、片付けをしてるみたい。

花巻「お、起きたな。今、片付け中だから
もう少し待っててくれ。」


あなた「ラジャです。」∠(`・ω・´)


花巻「ありがとう‪w」



やっと片付けが終わったなと思ったら何故か、
私の前に集まる男バレ。

あなた「あの、何事ですか?」


及川「あの、俺達、男バレのマネやってくれませんか?」


あなた「へ?」

急なお願いに間抜けな声が出てしまった。
そんなことお構い無しに男バレ全員が頭を下げた。

男バレ「お願いします!」


え〜。バスケしようと思ってたんだよなぁ。
でも、これから入る1年生とかにやらせるのも可哀想だし…

色々脳内会議をした後、私は決めた。

あなた「分かりました。やります。
でも、その代わり…」


皆「??」


あなた「今日、奢ってもらうものにキャラメル10箱とグミ10袋追加してもいいなら…」


2年「へ?」


3年組「‪w‪w‪w‪w‪w‪w‪w‪w‪w‪w‪w」


すごい間抜けな声を出す2年生と
笑っている3年生組。


あなた「奢ってくれるんですか?」


すごい間に私は質問する。

松川「及川が奢るよ‪w‪w‪w‪w‪w」

腹を抱えて笑いながら言う松川さん。

そんなに笑わなくてもいいのに。

あなた「ごちです。じゃあ、やります。」

及川「まっつん!全部俺なの!?」

花巻「よし、コンビニ行くか。みんな解散!」

皆「お疲れ様でした〜。」

及川「無視!?」


クソ川さんはスルーされていた。
私は気にせず3年組とコンビニに行った。


結局お菓子は及川さんが全部買ってくれた。
ガチの金持ちだ。びっくりしたけど、それより大量のお菓子に興奮してた。

「うわぁ…こんなにお菓子が手の中にあるなんて…✨
及川さんありがとうございます✨」

3年組(可愛い…お菓子があるとすごい性格変わる…)

松川「お菓子好きなの?」

あなた「はい!お菓子大好きです!」(*ˊ˘ˋ*)。♪:*°

3年組(くそ可愛い…天使かよ……)バタッ


あなた「え!?ちょっと!?」


急に倒れて動かなくなった皆に戸惑いながらも必死に起こそうとした。



でも、
結局起きたのはあれから数十分後だった…















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