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密室のエレベーターの中、
沈黙を破ったのはテヒョンさんで。
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ジミンさんがそういうのも無理はなく。
グクは私と一緒にいるのが
ジミンさんとテヒョンさんだと分かった途端、
私に抱きついてきて。
話をするとグクは素直に離れて隣に立つ。
少しするとエレベーターは1階に着き、扉が開く。
全員降りたあと、車のある入り口まで歩き出すと
ジミンさんがグクに問いかける。
一日でこうなったんです、とは言えなくて
2人が話すのを聞いていると、
テヒョンさんが切り込んでくる。
そう言ってグクをぎゅっと抱きしめて。
そんな2人を見ていると、
可愛いと言われているグクもまんざらじゃなくて。
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これがキッカケで、
グクの行動は更に悪化することになる。
編集部コメント
引きこもりのおじさんと真面目な女子高生という組み合わせがユニーク。コンテストテーマである「タイムカプセル」が、世代の違う二人をつなぎ、物語を進めるアイテムとして存在感を発揮しています。<br />登場人物が自分の過去と向き合い、未来に向かって成長していく過程が丁寧な構成で描かれていました。