第38話

見つけたモノ
249
2023/09/24 11:00


NO side



ダン「ちょっ、まじで何人おんねん、!」
チハル「これ、キリなくないすか?」
テッツ「つか、さっきより増えてるくね?」
チハル「えそれな」



SWORD vs BLACK TIGER


抗争が始まって、数十分。

変わらない光景がしばらく続いて、
かと思えば、元ムゲンの2人が登場。


琥珀と九十九の合流で、
また流れが変わったと思った。

…が、



ヤマト「前に進めてる気がしねぇ、」
九十九「つかなんか増えてねぇか?」



一向に敵の人数は減らなくて、
なぜか増えていくばかり。

なにかがおかしい。


さっきまで気力をなくしていた男たちも、
いまは元気を取り戻して、立ち向かってくる。



ダン「なんやねんこいつら、」
チハル「…っ、くそ!」
テッツ「殴っても効かねぇって…バケモンかよ、」



殴っても、殴っても、

痛くないのか、笑いながら向かってくる。
まるで感覚が麻痺しているようで。


なんとなく疑問に思いながらも
立ち向かうG-SWORD。


だが、

彼女がなにかの装置に入れられ、
時間がないのは事実。



広斗「あいつどこ行った」
雅貴「早くしねぇとあなたが、」



そこで、



琥珀「おい雨宮!」



声を上げた琥珀。



琥珀「ここは任せて先進め!」



そんな琥珀の言葉に、
雅貴はふっと口角を上げ、

向かってくる敵を殴って倒すと、



雅貴「あとは頼んだ!」
広斗「行くぞ」
雅貴「おいっ広斗!」



雨宮は暗闇の奥へと足を進めた。


雨宮を追おうとする男たちを
防ぎとめるSWORD。

雨宮が行ったのを確認すると、



琥珀「お前らなに隠してる」
男「笑笑、さぁな…っ"!」



向かってくる男をとめ、
胸ぐらを掴んで問い詰める。



九十九「なんかあんのはわかってんだよ」
ヤマト「早いとこはいた方がいいぞ」
ダン「痛い目あいたくなかったらはよ言え」
チハル「隠してんのはわかってんだよ」

男「っ、」



問い詰められる男たち。

だが、動揺はしたものの、
なぜか一向に話そうとしない。


と、その時


_ガンッ ガコンッ

琥珀たちの後ろで音がした。
なにかが動くような音。



日向「おーい」
琥珀「あ"?」
加藤「隠し扉みーっけ」
左京「んだこの部屋」
右京「ここ、研究室みてぇだな」

男「やべっ、」



日向の声で振り返った琥珀が
眉間に皺を寄せ、顔を顰める。


明らかに動揺する男たち。

そこに" なにか "が隠されている。
中に入った右京と左京。

それに続いて中を覗けば、



ダン「なんやこの部屋…」
テッツ「薬、?」
ヤマト「なんの薬だこれ、」



棚に置かれたなにかの薬。

白い粉。
不透明の液体。

透明の液が入った試験管。


机に置かれた黒い箱の中には
大量の注射器があって、



左京「おい。お前はけ全部」
男「なんで俺が…っ、」
右京「るせぇんだよ」
加藤「早くしろよ」
男「…っ、だからなんで俺が、"」
日向「んだよさっさとはけや」


男「…っ"、」



意識がまともなその男の胸ぐらを掴んで
問い詰める達磨一家。



男「…っ、それを腕に打てば、神経が麻痺して、痛みが感じなくなる…個人差はあるが、効き目は一本30分だ」



ここは、地下の研究室。


ここで開発された薬の存在は、
表には出ていないため、

外の人間は誰も知らない。



琥珀「…なるほどな」



男の言葉に頷いたと思えば、
琥珀はなにかを考え、黙り込む。

ガラスケースに置いてある薬を
自由に見てまわる九十九。


そんな中、

後ろで男たちの相手をしている
G-SWORD。


琥珀はなにかを考えたあと、
振り返って男たちに目をやった。


でも、次の瞬間___



男「…っ、は、お前らなんで、」

古屋「どうなってんだ…」
ヤマト「大丈夫かよおい」



次々に男たちが倒れ始めた。
意識を失ったらしい。

原因は___



チハル「副作用…?」



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