第34話

圧倒的な強さ
287
2023/07/31 11:00


NO side



「オラァァァ!!!!」



地下に鳴り響く金属音と同時に、
次々と倒れていく男たち。

敵の数が少しずつ減っていく。


だが、

なんとかSWORD側が押している状態で、
どちらも体力的に限界に近い。


強さで黙らせる雨宮と、

高い場所から敵の様子をうかがい、
とびまわるルード。



村山「日向ちゃんやっほ〜」
日向「俺の獲物だろーが」
ロッキー「手こずってんじゃねぇか」
日向「あ?」
コブラ「余所見してんじゃねぇぞ」



向かってくる敵を相手に、
蹴って、殴ってを繰り返す。

と、そこに集まるSWORDの頭たち。



タケシ「おいっ後ろ!」



背後を狙う影が見え、タケシが叫ぶ。


ガンッ__

村山「はいざんねーん」
ピー「気をつけろ。こいつらずっと背後を狙ってる」



と、その声で、

近くにいた村山が勢いよく、
仲間の背後にいた男の腹に膝蹴りを入れた。


そこに、ルードも参戦する。



チハル「これ何人いるんすか?」
ダン「人数多すぎるやろ!」
テッツ「キリがねぇ!!」



一向に終わる気配がなく、
いつまでやんだと声を上げるDTC。


SWORD側が押してはいるが、

立ちはだかる敵の数が多すぎて、
中々前には進めない。


と、そこに、


___ガタ



琥珀「よぉ手こずってんじゃねぇか」
九十九「お前らいつまでここいんだ」
ヤマト「っ!琥珀さん!九十九さん!!」



そう言って現れた、琥珀と九十九。


そんな二人の登場に、

興味のない広斗と、
少し口角を上げ、フッと笑う雅貴。



九十九「よぉヤマト」
ヤマト「九十九さん!」
九十九「こいつら九龍じゃねぇのか」
ヤマト「九龍とはまた別の組織らしいっす」



その戦いに、琥珀と九十九も加わり、
また、戦いの流れが変わった。



ダン「だいぶ減ったな」
テッツ「初めよりは減った」
チハル「それでもまだいるけど」



人数差はまだあるが、
初めの頃よりは減った敵の数。


琥珀の元に向かった敵は、
全員返り討ちにされたらしく、

圧倒的な強さで敵を倒していく琥珀。


SWORDが、もう一度体勢を立て直し、
自分たちのペースを取り戻すと、



「…っ、こいつら、強すぎんだろ」
「もう無理だろ…これ、」
「…勝てねぇよ、」



数だけだった彼らとは違い、
拳の強さも、想いも強いSWORDに、

雨宮に、琥珀に、


男たちは圧倒され、気力を失いかけていた。



プリ小説オーディオドラマ