第6話

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2019/04/19 14:09
次の日_
△△公園に行くと、小瀧は、もう来ていた。

あ、そうや!聞いてみよ!
あなた

あのさ、なんで私が仮彼女にならなあかんの?

小瀧
小瀧
だって、学校で、俺が通るときとかにいつも女子がキャーキャー言うてるやん?そういうのが嫌で…
あなた

やから、私に?

小瀧
小瀧
そういうことになるかな~
あなた

ふーん。あんたもあんたなりに苦労してるんやね。

なんか意外やわー。キャーキャー言われててイキってるんちゃうかなとか思っててんけど…笑
小瀧
小瀧
やから、ありがとう。
あなた

あ、いーえ。

なんて会話をしていると学校に着いた。

相変わらず、キャーキャー うるさい!!


でも、その子達が私と小瀧を見ると、急に「えっ?誰?」とか「あの子って、2組の子じゃね?」「あー、あの陰キャラの子かー。でも、なんで?」とか「なんか、うざっ!!」とか聞こえてきた。すると、小瀧が、私に向けて何かを渡してきた。






耳栓だ

あなた

ありがと!(口パク)

小瀧
小瀧
いーえ!(口パク)
とてもじゃないぐらいうるさかったので、早く耳栓をつけた。それで、やっと教室に着いた。(小瀧と同じクラスです)
そこでも、騒がれた。なぜか、教室に人がいつも以上に集まった。私には、みんな避難殺到だった。

そりゃそうだ。やって、陰キャラ系女子ですもの…。

そんな時に、小瀧が





小瀧
小瀧
こいつ(あなたの近くに来る)、俺の彼女やから。

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