次の日_
△△公園に行くと、小瀧は、もう来ていた。
あ、そうや!聞いてみよ!
なんか意外やわー。キャーキャー言われててイキってるんちゃうかなとか思っててんけど…笑
なんて会話をしていると学校に着いた。
相変わらず、キャーキャー うるさい!!
でも、その子達が私と小瀧を見ると、急に「えっ?誰?」とか「あの子って、2組の子じゃね?」「あー、あの陰キャラの子かー。でも、なんで?」とか「なんか、うざっ!!」とか聞こえてきた。すると、小瀧が、私に向けて何かを渡してきた。
耳栓だ
とてもじゃないぐらいうるさかったので、早く耳栓をつけた。それで、やっと教室に着いた。(小瀧と同じクラスです)
そこでも、騒がれた。なぜか、教室に人がいつも以上に集まった。私には、みんな避難殺到だった。
そりゃそうだ。やって、陰キャラ系女子ですもの…。
そんな時に、小瀧が
編集部コメント
引きこもりのおじさんと真面目な女子高生という組み合わせがユニーク。コンテストテーマである「タイムカプセル」が、世代の違う二人をつなぎ、物語を進めるアイテムとして存在感を発揮しています。<br />登場人物が自分の過去と向き合い、未来に向かって成長していく過程が丁寧な構成で描かれていました。